交差点の一時停止で止まろうとしたところ、リアから強烈な異音!ギョリギョリッ、バキバキバキッ!!
いったい何事かと思って見てみても、何かが引っかかっているワケでも、カウルが干渉しているワケでもなさそうです。油とかも漏れてません。まさか、スーパーチャージャーが逝った?故障一発40万って言うアレが?
恐る恐る再始動すると、エンジンの音は問題なさそうです。走るのも普通に走ります。
でも、時折やっぱり変な音が聞こえます。
元から騒がしいバイクですけど、コレは気のせいにできるレベルの異音ではありません。
とにかくこの状況で山奥は危険。
メインの国道237へ出て、路肩でセンスタを上げてチェックすると、リアホイールがスムーズに回りません。
何かが引っかかっている感じ。見たところチェーンは大丈夫そうだし、ん~、コレはヤバそう。
ショップに電話して相談してみても、やっぱり実際に見てみないとなんとも~ブレーキ周りか、最悪ハブベアリング。絶対に何かおかしいので近くにバイク屋があるならそこで見て貰って、見当たらないならレッカーとの結論に(涙
幸い富良野の近くなので、バイク屋くらいありそうです。
ガソリンスタンドで訊いてみると、中富良野にはないけど富良野にはあるとのこと。
路肩をノロノロ走ってバイク屋さんに辿り着くと、まだ営業されてました!!

早速調べて頂いたところ、どうやらリアのハブベアリングに異常があるようで、この状態で走るのは危険だと。
まぁ薄々解ってはいましたけれど、プロの方に言って頂ければ諦めも付くというものです。
当然修理が必要なのですが、適合するベアリングがちょっと特殊らしくてお店に在庫がなく、お取り寄せ。
モノは数日あれば届くとは言いましても、明日には帰らねばならない身の上とあれば、選択肢は~
と言うワケで、SXは一足お先にレッカーで帰京することになりました(涙
まさかこんな終わり方をするなんて・・・
でも、あのまま騙し騙し走っていたら大変なことになっていたでしょう。
PLATZさん、夕方に面倒な御願いに対応して頂いてありがとうございました!本当に助かりました。

レッカーは電話してから30分で到着です。仕事早すぎ!ビックリしました。
レッカー車に富良野の駅まで送って貰い、ギリギリで帯広行きの最終列車に飛び乗ります。

東鹿越の駅でバスに乗り換え。以前の豪雨でこの先は不通なんだそうで。

新得の駅で再び列車に。真っ暗な車窓を眺めていると、涙が溢れてきそうです…

快速『狩勝』。快速なのに一両のワンマン気動車、乗客は4-5人でした。
どうにかこうにか帯広へ到着したのは夜の10時でしたが、のんびりしてはいられません。
こうなった以上、明日のフェリーに乗る選択肢はありません。飛行機で帰るしかない~と航空券を確保したり、荷物を送る準備をしたりとバタバタ走り回って、ようやく一息。

なんとか日付が変わる前に片付きました。

本日の走行距離は富良野までで480km。
この記事へのコメント
ぴえんこえてぱおん
端的な質問ですが… ソレってボキのバイクにもフツーに有る物でせうか?
楚れとも、いわしさん号チャンにだけ後付けしたスペシアルの物でしか?
いわし
壊れるも八卦、壊れぬも八卦・・・ゆめゆめ油断召されませぬよう。